WBC世界ミドル級タイトルマッチ。前王者ミゲール・コット（プエルトリコ）vs同級1位サウル・カネロ・アルバレス（メキシコ）。21日（日本時間22日）、米・ラスベガス、マンダレイベイ・イベントセンター。この試合はミドル級リミットを5ポンド下回る、155ポンドのキャッチウェイト契約。
前日計量は、コット153.5ポンド。カネロ、155ポンド。
主審はロバート・バード（米）。
1R。
コットは動いてジャブのスピードボクシング。
2R。
カネロは重そうなパンチを振るって、コットを止めようとする。
3R。
4R。
5R。
カネロの右が、コットの固いガードを破りヒット。
6R。
7R。
カネロの強い右がコットを襲う。しかし、コットは動くのをやめない。
8R。
開始直後の打ち合いは、カネロが打ち勝つ。
9R。
10R。
動くコット。カネロは手数が減った。
11R。
軽快に動き、左ジャブを飛ばすコット。カネロは強いパンチを放つが、空振りも目立った。
12R。
カネロはボディブローでコットの動きを止めようとしたが、最後までコットの足は止まらなかった。
発表されたスコアは意外なほどの大差が付いていた。
117-111、119-109、118-110。ジャッジ三者はカネロを支持。
新王者となったカネロ・アルバレスは、15日以内に暫定王者ゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）との、対戦交渉に入らなければならない。
カネロが予定する5月の次戦で、ファン待望の王座統一戦実現なるか。今後の展開に注目。
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