7日(日本時間8日)、モナコ・モンテカルロで行われた、ルスラン・プロポドニコフ(ロシア)vsヘスス・ロドリゲス(メキシコ)の一戦は、プロボド二コフが4回1分40秒TKO勝ち。代打で登場した”シベリアン・ロッキー”は、4月のルーカス・マティセ(亜)戦で、僅差の判定負けを喫して以来の再起を飾った。
同じリングでは、二つのWBAダブル暫定世界戦が行われた。ウェルター級暫定王座決定戦は、同級9位チャーリー・ナバロ(ベネズエラ)と、同級10位デビッド・アバネシャン(ロシア)の下位ランカー同士の一戦。試合は、9回1分50秒TKOでアバネシャンが勝利。
新暫定王者アバネシャンは、21勝(11KO)1敗1分。敗れたナバロは、25勝(20KO)8敗。
バンタム級は暫定同王者ヨンフレス・パレホ(ベネズエラ)に、同級2位のザナ・ザキヤノフ(カザフスタン)が挑戦。12回、スプリットの判定でザキヤノフが新王者。スコアは115-113、116-113、112-116。
32歳のザキヤノフは、26勝(18KO)1敗。2度目の防衛に失敗したパレホは、17勝(8KO)2敗1分。
WBCシルバー・スーパーバンタム級王者で、世界1位にランクされるチャオ・シャオジュン(中国)が、アモール・ベラージ・アリ(フランス)を挑戦者に迎えたタイトルマッチは、チャオが11ラウンドTKO勝ち。2度目の防衛に成功するとともに、空位だったWBA同級インターナショナル王座を獲得。