米・フロリダ州オーランドで開催されたWBO総会最終日前夜に、IBF世界ミニマム級王者高山勝成(仲里)選手が、中出トレーナー、後援者の麻殖生(まいお)氏と共に到着。高山選手は、フランシスコ・バルカッセル会長に、WBO王座を返上したことを謝罪すると、バルカッセル会長は、「気にするな」と笑顔で応えた。
ランキング会議に日本から唯一出席した麻殖生良平氏は、仲里ジムの久高寛之、坂晃典のランキング入りを請願。また、このランキング会議でミニマム級王者田中恒成(畑中)選手の初防衛戦が大晦日、4位のビク・サルダル(比)と行われることが発表され、高山選手は年末に予定するIBF王座防衛戦をクリアーした後、田中vsサルダル戦勝者との統一戦に臨みたい意向を伝えた。
MVPに選出されたライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)と、高山選手。
下は右からスーパーフェザー級王者ローマン・マルティネス(プエルトリコ)、元2階級制覇王者イバン・カルデロン(プエルトリコ)、元WBO世界フェザー級王者でアトランタ五輪金のイストバン・コバチ役員(ハンガリー)、高山選手、オルランド・サリド(メキシコ)。
左からジョン・ダガン役員、マルティネスのプロモーターのピーター・リベラ、マルティネス、バスチタ・サラス副会長、ピーターの弟で共同プロモーターのイバン・リベラ。WBOはマルティネスvsサリドの第3戦を承認した。
表彰式の司会は、ジミー・レノンJr(米)。
MVPバレフと、右隣はプロモーターのキャシー・ディユバ(米)。
マルコ・フック(独)から王座を奪取した試合が年間最高試合に選ばれた、クルーザー級王者クリストフ・グロバッキー(ポーランド)。
スーパー王者に認定された「比国のミニ竹原慎二?」、ライトフライ級王者ドニー・ニエテス(比)。
先週末TKO防衛を果たしたばかりの、スーパーライト級王者テレンス・クロフォード(米)。
フライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)と、エストラーダの9月の試合で立会人を務めたラファエル・ロペス・サントス役員(左)。バルカッセル会長は、WBC王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)がフライ級にとどまる場合、次戦でエストラーダと戦う必要があるとしている。
来年のWBO総会は、本部のあるプエルトリコで開催される予定。