WBCマウリシオ・スライマン会長は、引退を表明したウェルター級、スーパーウェルター級タイトル保持者フロイド・メイウェザーJr（米）は、依然として名誉王者であることを言明。空位となる正規王者に付いては、現在、中国・昆明で開催中の総会の中で、具体化されることになる。
メイウェザーはマニー・パッキャオ（比）が、ラストマッチで再戦を希望しているという報道に対し、「私は引退した。それはあり得ない」と、現役復帰をハッキリ否定している。しかし、名誉王者はいつでも復帰出来、まだまだわからない？。
スーパーバンタム級王座と、フェザー級ダイヤモンド王座を保持するレオ・サンタクルス（メキシコ）は、スーパーバンタム級王座の返上を決め、今後はフェザー級王座（WBAスーパー王座も保持）を護って行くことを表明。
これにより、スーパーバンタム級暫定王者フリオ・セハ（メキシコ）が、正規王者に昇格することになるが、その場合、WBCは2戦連続の指名防衛戦を示唆。最初に同級1位チャオ・シャオジュン（中国）、そして次に同級2位レイ・バルガス（メキシコ）の挑戦を受けることとしている。
しかし、セハ陣営は王座決定戦でダウン応酬の激戦を演じた、3位ウーゴ・ルイス（メキシコ）との再戦を希望しており、リマッチを次戦で実現させたい意向で、今総会でどのように取り決められるのかに注目。
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