WBAはスーパーバンタム級スーパー王者ギレルモ・リゴンドウ（キューバ）を、休養王者として認定。また、ヒルベルト・メンドサJr世界選手権委員長は、同級正規王者スコット・クイッグ（英）と、IBF同級王者カール・フランプトン（英）の王座統一戦を特別承認。これで、クイッグvsフランプトン戦は実現へ大きく近づいた。
休養王者とされたリゴンドウは、12月4日（現地時間）にカナダ・オタワで防衛戦をする話（相手未定）があるが、WBAは来年5月1日までに、フランプトンvsクイッグ戦勝者との対戦を義務付けた。
WBA正規王者クイッグとの王座統一戦は認めないとしていたIBFも、今回のWBA特別承認で、勝者がスーパー王者となることで障害がなくなり、王座統一戦として認定する。
フランプトンのバリー・マクギガン・マネジャーは、まだ「最終的に煮詰めることがある」と、慎重な構えを見せているが、フランプトン陣営が1位和氣慎吾（古口）選手との指名試合入札には、参加しないことをIBFは明かしており、英国人同士によるスーパーバンタム級王座統一戦が実現するのは、まず間違いない状況となった。
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