WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ。王者テレンス・クロフォード(米)vs同級6位デリー・ジャン(カナダ)。24日(日本時間25日)、米・ネブラスカ州オマハ、センチュリーリンク・センター。地元の王者クロフォードは、これが初防衛戦。
上はWBO立会人ジョン・ダガン(米)。リングアナはお馴染みマイケル・バッファー。
観衆は11,020人。
レフェリーはトニー・ウィークス(米)。
試合開始。
クロフォードがサウスポースタンスからの右フックで、先制のダウンを奪う。
上はジャンと同じマネージメント下で、先週ゴロブキン相手に健闘したデビッド・レミュー。顔にダメージの痕跡なし。
2R。
クロフォード軍団。左からマネージャーのキャメロン・ダンキン。中央はボブ・アラムの再婚した婦人の息子でナンバー2のトッド・ディユボフ、そしてアラム。
3R。
4R。
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6R。
7R。
8R。
9R。
クロフォードがこの試合2度目のダウンを奪う。
大歓声に送られて一気に出るチャンピオン。挑戦者も必死の抵抗。
クロフォードの左フックで大きく腰砕けとなったジャン。ここでウィークス主審は試合をストップ。
TKOタイム10回2分30秒。
9回までのスコアも一方的。2度目の世界挑戦も実らなかったジャンも、仕方ないといった表情。
2階級制覇王者クロフォードは、27戦全勝(19KO)無敗。来年4月のマニー・パッキャオ(比)最終戦対戦相手候補のNO.1に挙げられている。
ウェルター級でも構わないというクロフォードだが、「パッキャオがクロフォードの持つスーパーライト級王座に挑むプランもある」(アラム)。
今後の交渉に注目!。