WBAはスーパーフェザー級暫定王者エマニュエル・ロペス(メキシコ)の王座を剥奪。ロペスは24日(日本時間25日)、メキシコで急遽6位にランクされた(前WBC5位)ミゲル・ローマン(メキシコ)と2度目の防衛戦を行う予定だったが、これはキャンセル。
ロペスは12月19日(日本時間20日)、パナマのKOドラッグ興行で、暫定王座戦出場が決まっている同級3位ジェスリール・コラレス(パナマ・上写真)の挑戦を受ける方向で調整されたが、ビジネスのトラブルと、ケガの為に12月も戦うことが出来ない為、WBAは王座の剥奪に踏み切った。
コラレスは暫定王座決定戦で、別の相手と戦うことになる。結果的に「暫定王座統一戦」が回避されたことは良かったが、暫定世界王座の正当性を自信を持って主張する、WBAメンドサJr世界選手権委員長の暴走は止められない。