6日、東京国際フォーラム。粟生&山中ダブル世界戦+長谷川再起戦。第1試合開始時刻は17時。長谷川穂積(真正)vsフェリペ・カルロス・フェリックス(メキシコ)戦開始まで、4回戦、6回戦がそれぞれ一組づつ用意されている。
協栄ジムからは、デビュー戦の吉松大樹選手が出場する。しかし、予備カード。いつ出番が回ってくるかわからない。「17時25分までに、前座2試合が終われば、やるってよ」。
「それなら16時に行きますよ」
第1試合に出場のセレスジム陣営と同じ控え室。”波乗りジョニー ”さんの背中に、「早いとこ頼みますよ」('-^*)/と願いをこめる。
第1試合は日下正義(セレス)選手が4回TKO勝ち。「次の試合が2回までに終わったらやりますから」。あわててグロービング。テープはまだ巻かない。バケツの氷に水を入れるのも、まだやめておこう。しかし、何事もなく第2ラウンドは終了。
「長谷川の後だよ。相手、急に900も落としてやる気ないだろ。もうちょっとゆっくりしときなよ」(^O^)/
「18時22分までに長谷川選手の試合が終われば」が次のタイミングで、それは第4ラウンド終了時。JBC側も期待していたのだろう。「用意して入場口に行ってください」。会場の舞台の袖で、出番を待つ。対戦相手も一緒だ。リングは見えない。聞こえるのは歓声のみ。
「頼むぞ、長谷川!」☆-( ^-゚)v
だが、期待むなしく第4ラウンドは無事?終了。「帰ろ、帰ろ」。この段階で、本日のスーパーメインイベント吉松大樹vs松本達也(横田S)戦が決まった。
「だけど、山中さんが早い回で倒したりしたら、やれないんですか?」
「もうテレビ入っちゃってるから。粟生vsターサク19時59分開始で決まっちゃってるから、その後だよ。ゆっくりしときな」
セレス陣営は山中vsダルチニャン観戦準備完了。ホッピーなジョニーさんは、うれしそうに出ていかれました。(^_-)☆
控え室に入って5時間。3度目のグロービング。「長かったなァ」('-^*)/
「11ラウンドが終わったら、控え室出て下さい。最初に青コーナーから出ますから、ついて来てください」
だが、あろうことか横田陣営を見失い、「あれッ、どっちだった?」。しばしの迷子。「こっちですよ~」。(^-^)/
3度目の世界挑戦に敗れたターサク陣営に続いて、インタビューを終えた粟生隆寛(帝拳)チャンピオンが帰って来た。そして、オッー北島三郎さんだ。(^O^)/吉松選手を見やりながら、「なんだコイツ若いなァ」とでも思ったのだろうか。振り返り、”頑張れよ”のサイン。
「サブちゃんが、お前のこと振り返ってくれたよ」('-^*)/
「エッ~、僕わかりませんでした」(^_^;)
ようやく試合開始。舞台の上はリングも低く、会場の大きさは余り感じない。17歳吉松選手はよく戦った。担当の野元トレーナーとは、現役時代から30年以上のお付き合いになる。
ガチンコで有名な元沖ジム宮下会長も応援に。大竹マネジャーが中学1年で協栄ジムに入った時、最初に指導を受けた人である。
元世界挑戦者、横田Sジム横田広明会長。
舞台上、協栄ジム金平桂一郎会長の声も良く聞こえた。
「野本ちゃん、おめでとう」。試合終了ゴングが鳴ると大竹マネジャーが声をかけた。
しかし、結果は1-2判定負け。
「負けは無いと思うんだけどなァ。ウ~ン、仕方ない」
うれしい勝ち名乗りを受ける松本選手。
ビッグファイトを差し置いて?のスーパーメインイベント。惜しくも負けにはなったけれども、吉松選手はこの日を一生忘れないだろう。
また頑張ろう!
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