WBA世界ヘビー級暫定王座決定戦。同級8位ルイス・オルティス(キューバ)vs同級15位マシアス・アリエル・ビドンド(亜)。17日(日本時間18日)、米・、ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン。オルティスの右は、亀田興毅選手らのアドバイザーを務めたリルド・リゾ。
初の海外遠征となるビドンドは、20勝(18KO)1敗1分の38歳。この試合は、約1年ぶりのリング登場の15位と、昨年9月、暫定王座決定戦で初回KO勝利するも、薬物検査で引っかかり、王座剥奪、出場停止、ランク除外処分を喰らっている8位による、暫定王座決定戦。
試合開始。
初回から力の差は明らかで、オルティスが自在に攻める。
第2ラウンド終盤、オルティスの強打でビドンドはダウン。
続く第3ラウンド開始早々、オルティスの強打で試合はあっさり終了。KOタイム3回17秒。
上はヒルベルト・メンドサJr副会長の右腕フリオ・タイム。
WBA世界ヘビー級3人目の王者となった36歳のオルティスは、23勝(20KO)無敗2NC。この試合後、WBAは暫定王者の必要性を訴えているが、説得性はまるでない。 → WBA Clarifies Need for Interim Titles
スーパー王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)の前には、正規王者ルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)が立ちふさがる?。ボクシングの世界ヘビー級王者も、別格ではなくなってしまいました。