WBC世界フライ級タイトルマッチ。王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)vs挑戦者ブライアン・ビロリア(米)。17日(日本時間18日)、米・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン。パウンド・フォー・パウンドNO.1となったロマゴンは、米国メジャー進出第2戦。
元2階級制覇王者で、メジャー4団体全てで世界王座を保持した経験を持つビロリア。
試合開始。
打って行ったのは挑戦者。
王者は重いパンチで反撃。
第3ラウンド。右カウンターでダウンを奪ったゴンサレスは、早い連打でビロリアに襲い掛かった。
好調なビロリアは、ダウン後もスピードある攻撃でゴンサレスを脅かす。
ゴンサレスは強い左ボディをおりまぜ、多彩なコンビネーションでビロリアの攻勢を封じ込んで行く。
ビロリアはよく耐え、そして反撃した。
迎えた第9ラウンド、ゴンサレスが攻勢を強める。
ロープを背に防戦一方となったビロリアを、見かねたベンジー・エステベス・ジュニア(米)主審が割って入り、試合は終了。TKOタイム9回3分53秒。
ますます米国で人気が上がりそうな、見事な勝利を飾ったゴンサレスは、これで44戦全勝(38KO)無敗。
WBO世界同級&WBA同級スーパー王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との再戦が期待される。