WBO世界スーパーウェルター級王座決定戦。同級3位リーアム・スミス(英)vs同級5位ジョン・トンプソン(米)。10日(日本時間11日)、英・マンチェスター、マンチェスター・アリーナ。デメトリアス・アンドラーデ(米)の王座剥奪の後を受けた決定戦。
地元のスミスは、20勝(10KO)無敗1分。
一方のトンプソンは、17勝(6KO)1敗。
スピードに勝るトンプソンは、早い左を飛ばして序盤戦をリード。
手数のトンプソンに対し、徐々にプレスを強めるスミス。
第6ラウンド。スミスの右でトンプソンの動きが止まる。試合の流れはスミスへ。
続く7回、開始から攻勢をかけたスミスの前にトンプソンは防戦一方となる。
ふらつくトンプソンにスミスの右が直撃。どっと崩れ落ちるトンプソン。
トンプソンのダメージを見て取った、マーカス・マクドネル(英)主審は、カウント途中で試合をストップ。
スミス4兄弟の中で、最初に世界のベルトを巻いたリーアム。
初防衛戦は、同級2位ミシェル・ソロ(仏)=27勝(17KO)1敗1分=との、欧州決戦になる模様。