10日(日本時間11日)、ベネズエラのカラカスで2度目の防衛戦に挑んだ、WBC世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(帝拳)選手は、同級10位イバン・カノ(メキシコ)を4回58秒TKOで一蹴。故郷のリングで凱旋防衛を果たした。
立ち上がりから優位に立った王者は、3回終盤、先制のダウンを奪う。続く第4ラウンド、リナレス選手の左ボディでカノはこの試合2度目のダウン。レフェリーはカウント途中で試合をストップしている。
貫禄のKO防衛を果たしたリナレス選手は、40勝(27KO)3敗。敗れたカノは、23勝(15KO)7敗2分。