26日(日本時間27日)、メキシコ・ソノラ州プエルト・ペニャスコで行われた、WBO世界フライ級並びに、WBA世界同級スーパー王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が、元WBA世界同級王者エルナン・タイソン・マルケス(メキシコ)を挑戦者に迎えたタイトルマッチは、エストラーダが10回1分16秒KO勝ち。
王座カムバックへ積極的なスタートを切ったマルケスに対し、エストラーダは、慎重な立ち上がり。しかし5回以降、試合は王者の一方的なものになる。6回、王者のボディブローが決まると挑戦者はダウン。このラウンド2回、続く7回にも2度、9回に一度、そして迎えた第10ラウンド2度目のダウンで試合は終了。
計7度のダウンを奪ったエストラーダの圧勝に終わった。5度目の防衛に成功したエストラーダは、33勝(24KO)2敗。敗れたマルケスは、39勝(28KO)6敗1分。
セミファイナルには、WBO世界スーパーフェザー級1位、WBCでも6位にランクされるミゲル・ベルチェル(メキシコ)が登場。ジョスエ・ベンダーニャ(ニカラグア)を5回1分34秒TKOに降し、貫禄を示している。
世界王座挑戦が期待されるベルチェルは、27勝(24KO)1敗、敗れたベンダーニャは、9勝(5KO)6敗4分。