22日(日本時間23日)、米・ペンシルバニア州ベスレヘムのサンズ・カジノで開催された、WBA世界スーパーバンタム級暫定王者モイセス・フローレス(メキシコ)の初防衛戦がは、フローレスが同級8位の挑戦者ルイス・エマヌエル・クソリト(亜)を、12回57秒TKOで破り王座防衛に成功。
経過な動きからスピーディーなコンビネーションを打ち込む王者に対し、21勝中19KO勝ち(1敗)を誇る挑戦者は、重そうなパンチを打ち込んで行く。激しい打ち合いとなった試合は、終盤になってフローレスが抜け出す。
11回、疲れが見えたクソリトはバランスを崩すシーンが目立って来る。そして迎えた最終ラウンド、王者の左フックでヨロヨロと後退した挑戦者を見たベンジー・エステベスJr主審(米)が、割って入り試合終了。初防衛に成功したフローレスは、24勝(17KO)無敗1NC。
この日のメインイベントは、WBC世界スーパーウェルター級7位ジュリアン・ウィリアムス(米国)vsWBC同級10位ルシアーノ・クエジョ(亜)の世界ランカー対決。ウィリアムスの保持するWBC米大陸同級王座を賭けた一戦は、初回1分33秒TKOでウィリアムスが勝利。
勝ったウィリアムスは21勝(13KO)無敗1分。敗れたクエジョは35勝(17KO)4敗。