4日、横浜コロシアムで開催されたダブル世界戦WBA世界Sフライ級 、バンタム級 戦の模様はTBS系列で放映されたが、平均視聴率は 関東地区で14・6%、関西地区で14・7%(ビデオリサーチ)。アンダーカードには2階級制覇を目指す、元フライ級王者亀田大毅(亀田)選手が登場。
この日のウェイトはバンタム級オーバーの54.1キロ。
元王者は初回から軽々、ポンペッチ・ツインズジム(タイ)をキャンバスへ転がす。
立ち上がったタイ選手だが、もはやKOは時間の問題。
第2ラウンド。
きれいな右ストレートがポンペッチを直撃。
2分53秒KOで大毅選手は再起戦を飾った。
「2階級制覇せなあかん」
ターゲットは一度敗れているテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)。ただし、まだ前哨戦をはさんでからの挑戦になるということで、王者は他の挑戦者相手の防衛戦をはさみそう。
女子54キロ契約6回戦は、東郷理代(アルファ)選手とノル・グロ(比)の対戦。
セコンド(中央)は女子世界王者天海ツナミ選手。
激しい試合が続いたが、第4ラウンド1分10秒グロの左目の腫れがひどく、視界不良のためドクターの勧告を受け入れ試合はストップ。東郷選手のTKO勝ちとなった。
敗者の目を冷やすセコンドは、勝又ジムの輸入ボクサー、ウォーズ・カツマタ選手。
36歳の東郷選手は7勝(7KO)2敗1分。
ミドル級6回戦。
日本ミドル級9位佐々木左之介(ワタナベ)vs米澤重隆(青木)。
重いパンチの応酬は一進一退。
青木ジム有吉会長。ランク入りを賭けた一戦とあって、コーナーも気合が入る。
佐々木選手陣営。左端に渡辺 均 会長。
両選手の激しい打ち合いは最後まで続いた。
判定は、58-57、58-57、56-57の2-1で佐々木選手を支持。
勝者はこの日の勝利で9勝(3KO)1敗。
敗れた米澤選手は4勝5敗1分。ランカー相手に大健闘だった。
応援、深く感謝です!
【TOP】