6日(日本時間7日)、米・テキサス州コーパス・クリスティで行われたWBA世界バンタム級タイトルマッチ。正規王者ジェームス・マクドネル(英)と、同級4位亀田和毅選手のダイレクト・リマッチは、12回判定でマクドネルが勝利。スコアは116-111、115-112、117-110の3-0。
立ち上がり優位に進めたのは亀田選手。しかし、中盤以降抜け出したマクドネルは最終回、スリップ気味ながらダウンをスコア。因縁の再戦に決着を付けた。3度目の防衛に成功したマクドネルは、27勝(12KO)2敗1分。雪辱ならなかった和毅選手は、31勝(19KO)2敗。
アンダーカードには、元2階級制覇王者亀田大毅選手が登場。1年10か月ぶりのリングで、中堅のビクトル・ルイス(メキシコ)とグローブを交えたが、意外にも8回1-2の判定負け。リボリオ・ソリス(ベネズエラ)戦に続く連敗となった。殊勲の星を挙げたルイスは、20勝(14KO)5敗。大毅選手は29勝(18KO)5敗。
メインイベントの、前WBC世界スーパーミドル級王者アンソニー・ディレル(米)vsマルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)戦は、ディレルが10回判定勝ち。スコアはジャッジ三者が揃って100-90とする圧勝。