WBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦。同級1位ウーゴ・ルイス(メキシコ)vs同級3位フリオ・セハ(メキシコ)。8月29日(日本時間30日)、米・ロサンゼルス・ステープルズ・センター。
セハのマネジャーは、「メキシコのチャールズ・ブロンソン」こと、アントニオ・ロサド(セコンド右端)。
来日して亀田興毅選手と戦った経験(1-2判定負け)を持つ、元WBA世界バンタム級暫定王者ルイス。
左で距離を取ろうとするルイスに対し、セハはステップインからの連打で対抗。
前に出るセハにルイスの左フックがカウンターでヒット。
セハはたまらずダウン。
セハはふらつきながらも、なんとかこのラウンドを乗り切った。
4R。
そして迎えた第5ラウンド。息を吹き返したセハが、再びプレスを強める。
セハは猛然とラッシュ。ルイスはロープを背に防戦一方となった。
22歳のセハは、これで30勝(27KO)1敗。唯一の敗戦は、2013年5月の英国遠征で、現WBA世界バンタム級正規王者ジェイミー・マクドネル(英)と、空位のIBF世界同級王座を争い、判定(0-2)を失ったもの。
現在、WBC世界同級の正規王者として認定されているレオ・サンタクルス(メキシコ)は、フェザー級王座を獲得したことで、こちらの王座は1か月以内に返上する見通し。
オプションのない新王者セハの、今後の防衛ロードに注目。