WBA世界バンタム級タイトルマッチ。スーパー王者ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)vs同級9位ラウシー・ウォーレン(米)。2日(日本時間3日)、米・フロリダ州・ウィンターパーク、フル・セイル大学構内。王者パヤノはこれが初防衛戦。
パヤノがアテネ&北京五輪のドミニカ代表ならば、ウォーレンはアテネ、北京、そしてロンドンと、3度米国代表として五輪に出場の実績を誇る。
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低い姿勢から打ち込むパヤノに対し、ウォーレンは右フックで迎え撃つ。
頭、肩などがぶつかるのもお構いなしに、ワイルドに攻める王者だったが、後頭部への打撃で減点1を課せられた。
TV放送席の解説は、オースチン・トラウト(米・左)。そしてゲスト解説に、ウォーレンの同胞エイドリアン・ブローナー(米)。
ウォーレンのローブローでダウンのパヤノ。回復の休憩時間が与えられた。
試合は荒れ模様。混戦でのクリンチ、ラビットパンチの注意が、何度も両選手に与えられた。
クリンチに来たパヤノをレスリング行為で投げ飛ばし、さらに打撃を加えたとして、フランク・サントレJr主審(米)は、ウォーレンかに減点2を取った。
ドクターチェックを受けるパヤノ。
減点分のロスを取り返そうと、猛然とパヤノに襲い掛かるウォーレン。
しかし、偶然のバッティングでパヤノが倒れむ。
荒れ模様の混戦は、いよいよ終盤の第10ラウンドへ。
= 続 く = 10-12R Juan Carlos Payano vs Rau'shee Warren