WBA世界ミドル級タイトルマッチ。正規王者ダニエル・ジェイコブス(米)vs同級10位セルジオ・モラ(米)。1日(日本時間2日)、米・ニューヨーク州ブルックリン・バークレイズ・センター。ジェイコブスは2度目の防衛戦。
アル・ヘイモンのボクシング興行、「PBC」(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)は、リングアナウンサー、立会人、リングガール、取り巻き、プロモーター関係者はリングに上がらせず、リングに立つのは選手、セコンド、レフェリー、コミッションインスペクターが各コーナー一人ずつのみ。RSカメラマンも4人しか許されていない。
下はジョージ・マルチネス立会人(アルゼンチン出身・カナダ在住)
すかさず打って出でた王者に挑戦者の左フックがカウンターでヒット。
立ち上がった挑戦者にロサート主審は試合再開を即すが、モラは続行に応じず、試合はあっさり決着。
試合後、敗者は2度目のダウンの際、右足首を骨折していたことが判明。
6連続KO勝利のジェイコブス(28歳)は、これで30勝(27KO)1敗。
試合後、「ダウンは勉強になった」と話した王者は、同じブルックリンに住む、前WBO世界同級王者ピーター・クイリン(米)=32勝(22KO)1分=との対戦を希望している。