IBF・WBO・WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ。王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)に、IBF1位、WBA2位、WBO4位の指名挑戦者ナジブ・モハメディ(フランス)が挑戦。25日(日本時間26日)、米・ラスベガス、マンダレイベイ・リゾート&カジノ。
これが2度目の世界挑戦となるモハメディ。IBF1位の指名挑戦者だが、試合の賭け率は21:1と圧倒的にチャンピオン有利。
リングアナはお馴染みのマイケル・バッファー。
HBOのゲスト解説は、バーナード・ホプキンス(米)。
左からWBOパコ・バルカッセル、IBFリンジー・タッカー、WBAロバート・マックの各団体立会人。
静かな立ち上がりだが、左ジャブの差し合いは王者が上回る。コバレフは自信を持って攻める。
モハメディの右がコバレフを捕らえる。この後、スリップダウンをした王者は攻勢を強める。
立ち上がったモハメディにコバレフが襲い掛かる。
クリンチ際、挑戦者は王者に押し倒される(スリップ)。
左目を押さえながらカウントを聞いた挑戦者は、肉体的ダメージもさることながら、精神的に降参といった態で試合は終了。
全く危なげなく防衛を果たしたコバレフは、28勝(25KO)無敗1分。
コバレフの次期防衛戦は11月28日(現地時間)、モスクワで元オリンピアンでプロ入り以来9戦全勝(9KO)無敗の、アルツール・ベテルビエフ(ロシア)を相手に行われる計画が進められている。
アマ時代、コバレフに勝った実績を持つベテルビエフとの対戦は、おおいに興味をそそられます。