WBA世界ミドル級スーパー&WBC世界同級暫定王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の次戦は、IBF世界同級王者デビッド・レミュー(カナダ)との王座統一戦。試合は10月17日(日本時間18日)、米・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催される。
ゴロフキンが33戦全勝(30KO)無敗ならば、レミューも34勝(31KO)2敗という高いKO率を誇る王者同士の対戦は、KO必死の好カード。
正式決定が近いWBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)vsサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)戦の勝者は、ゴロフキンとの対戦に期待がかかるが、コットはカネロに勝っても王座返上という見方も強い。
一方のカネロも、「ゴロフキンは対戦したいと思うほど興味が沸く選手じゃない」とコメント。しかし、これはファンの関心をわかっていない。
コットのホームタウンで、ゴロフキンがどんなパフォーマンスを見せるのか、それとも一発で勝るレミューが番狂わせをやってのけるか。楽しみな一戦です。