IBF世界スーパーライト級王座決定戦。同級1位セサール・クエンカ(亜)vs同級2位イク・ヤン(中国)。18日、中国マカオ・ベネチアン・リゾート・マカオ。キャリア13年、34歳のクエンカは47勝(2KO)無敗2NC。
中国期待のヤンは19勝(14KO)無敗1NC。キャリア8年の30歳。
ベルトを持つのは、アニバル・ミラモンテスIBF立会人(アルゼンチン出身・米在住)。左はレオン・パノンチーヨPBCC(中国プロボクシングコミッション)代表(ハワイ出身・タイ在住)。
ルーペ・コントレラス・リングアナ(メキシコ出身・米在住)。
初回終盤、ヤンはクエンカの左ストレートを浴びるとヨロヨロとロープ際まで後退。
かろうじて倒れなかったものの、ロープに助けられたと判断したダンレックス・タプダサン(比)主審は、ヤンにダウンの宣告。
2R。
意気あがるクエンカ陣営。
下は焦りの色が見えるヤン陣営。腰の治療で不在のフレディ・ローチに代わり、チーフセコンドを務めたのは、ローチを長年アシストするジャスティン・フォーチャン。
ラウンド終盤、ヤンのいきなりの右ストレートがクエンカにヒット。
クエンカは思わずキャンバスへ腰を落とした。
立ち上がったクエンカは、「大丈夫」という感じでエイト・カウントを聞いた。
今度はクエンカがいきなりの左ストレートをヒット。流れを変えたいヤンだが、クエンカは試合の主導権を渡さない。
7R。
クエンカは細かいパンチを打っては動き、ヤンに的を絞らせない。
5回にダウンを奪った一発以外、見せ場を作ることが出来ないヤンは、ラスト4ラウンドに逆転を賭ける。 = 続 く =
9-12R Cuenca vs Yang IBF World super lightweight