日本ボクシングコミッション(JBC)は、元事務局長の安河内 剛 氏がJBCを相手取り、処分の無効確認、地位の確認などを求めた訴訟で、処分を無効とした東京高裁の判決を不服として最高裁に上告(2日)した。
6月17日の高裁判決では、解雇に正当な理由がないとして、処分を無効とした一審・東京地裁判決を支持し、JBCの控訴は退けられていた。
安河内剛ブログ・高等裁判所判決文
控訴審ではJBC側が新たに4名の証人尋問申請を申請したが、理由を告げられることなく却下され、高裁での審理は1日だけで即日結審に至っている。
JBC側は最高裁に上告したが、「上告理由に当たらない」として棄却され、高裁判決が確定する可能性が極めて高い。