WBO世界フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が今秋予定する3度目の防衛戦は、IBF世界同級王者リー・セルビー(英)との王座統一戦。もしくは、元WBA世界同級スーパー王者シンピウェ・べチェカ(南ア)が相手になると、王者のイージス・クリマス・マネジャーが語った。
セルビーは同マネジャーの持ち駒、エフゲニー・グラドビッチ(ロシア)に勝って王座奪取。ロマチェンコとの王座統一戦を望んでおり、トップランクからの条件次第ということになりそう。
べチェカはノニト・ドネア(比)戦で、5回負傷判定負けで王座を手放した後、昨年12月再起。自国でアルトゥーロ ·サントス・レイエス(メキシコ)に判定勝ちし、WBAフェザー級インターナショナル王座を獲得。
今年5月にもロマチェンコ挑戦の話があったが、これはロマチェンコがガマリエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との指名戦を行うことになり実現しなかった。
対戦が噂されていた前WBA世界同級スーパー王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)は、体重超過の王座剥奪ですっかり信用をなくし、クリマス氏は「全く興味がなくなった」とバッサリ。
前王者グラドビッチも、年内にトップランク興行で再起戦を行うことを示唆。王座カムバックを狙う。