27日、タイ・バンコクで行われたIBF世界フライ級の指名試合。王者アムナット・ルエンロン(タイ)に、前IBF世界ライトフライ級王者で同級1位のジョンリル・カシメロ(比)が挑んだ一戦は、アムナットが12回判定勝ち。
両選手共に左ガードを下げたスタイルでタイミングを伺う立ち上がりのい中、均衡を破ったのはアムナット。2回、カシメロのの出ばなに右を合わせてダウンをゲット。7回にも押し倒すような形のダウンを追加した王者が優位で試合は進む。
しかし、終盤は逃げ込みを図るアムナットをカシメロが猛追。11回にはホールディングで減点を課された王者だったが、挑戦者の追い上げもそこまで。王者が4度目の防衛に成功した。