IBF世界ライト級王者ミッキー・ベイ（米）が王座放棄。新しい王座はIBFの指令により、同級1位デニス・シャイコフ（ロシア）と、同級3位で前Sフェザー王者のランセス・バルテルミ（キュー）の間で争われることになる。
ベイは7月18日マカオで、入札決定によりシャイコフの挑戦を受けることになっていたが、最終的にこれを回避したもの。その理由は、トップランクの興行権落札額が78000ドル（約960万円）で、ベイの取り分は75%の58500ドル（約720万円）に決められていたこと。
昨年9月、当時の王者ミゲル・バスケス（メキシコ）に挑戦した世界10位ベイは、12万5千ドル（約1550万円）のファイトマネーを得ており、この条件でマカオまで行って、トップランクの興行に出るのは、ちょっとあわないと判断したものと思われる。
これもアル・ヘイモンがバックに付いている為で、キャリアを汚さず、より多くの報酬が得られる次のチャンスを待つのに迷いはなかったろう。
アル・ヘイモン傘下のバルテルミと、トップランクのシャイコフの対戦でバルテルミが勝てば、ベイにもチャンスが約束されているはずだ。
王座決定戦。両陣営の交渉がまとまらなければ入札ということになるが、入札は好まないヘイモンがどんな形で交渉を成立させるのか、今後に注目！。
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