WBC世界スーパーバンタム級王者レオ・サンタクルス(メキシコ)の次戦は、元3階級制覇王者アブネル・マレス(メキシコ)を相手に、8月29日(日本時間30日)、米・カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催される方向で調整されている。
最近の試合ではタイトル挑戦資格が疑われる挑戦者との対戦が続き、メイウェザーvsパッキャオのビッグ興行では、セミファイナルに抜擢されフェザー級ノンタイトル戦に出場するも、単調なファイトに終始し、ファンからの支持を下げたサンタクルス。
一方、ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)によもやの初回KO負けを喫し、フェザー級王座を追われたマレスは、再戦を強く希望。わがままが通りダイレクトリマッチが組まれたものの、自らの負傷でこれを辞退。
結局、約1年のブランクを作り、新トレーナー、バージル・ハンターとのコンビで再起するも、このコンビは直ぐに解消。2013年8月のゴンサレス戦後は、2試合を消化したのみで、こちらもファンからの信頼を失いつつある。
互いの存在感を賭けたサバイバル戦は、アル・ヘイモンが新たに契約したESPN放映の「プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ」興行での開催が有力。
ヘイモンはこの試合の勝者に、WBC世界フェザー級王者ゲーリー・ラッセルJr(米).、WBA世界フェザー級正規王者ヘスス・クエジャル(亜)らとの戦いをセットする意向だという。
今後も、ヘイモン傘下の選手同士による、面白い戦いが展開されて行きそうです。今後に注目!。