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Andre Ward vs Paul Smith Oracle Arena, Oakland

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WBA世界スーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォード(米)が、約1年7ヶ月ぶりにリングに登場。元英連邦&英国同級王者ポール・スミス(英)とグローブを合わせた。20日(日本時間21日)、米カリフォルニア州オークランド、オラクル・アリーナ。





スミスは172ポンドの契約ウェイトを作れず4.4ポンドオーバーの176.4ポンド。4ヶ月前のWBO世界スーパーミドル級王者アルツール・アブラハム(独)への挑戦試合では、165.5ポンドだったスミス。果たしてどんな戦いを見せるのか。



お馴染みマイケル・バッファーリングアナ。

下はウォードと同じバージル・ハンタートレーナーに師事するアンドレ・バート(米)。





上はスミスのプロモーター、「マッチルーム」代表エディ・ハーン。5月9日のジェイミー・マクドネル、リッキー・バーンズ、5月23日のジェイムズ・ディゲイルと、最近頻繁に米国の大試合へ選手を引率。殿堂入りプロモーター、バリーを父に持つ二代目だが、マッチメイクでは見事な手腕を見せている。 





久々のリング登場のウォード。アル・ヘイモンとは相反する関係のロック・ネイション・スポーツと契約しての第一戦となる。

試合開始。







まずはしっかりと相手を見るウォード。



バージル・ハンターとウォードのコンビ。



2R。



専守防衛のスミス。





3R。





亀のようにガードを固めるスミスを、徐々に崩していくウォード。





4R。



スミスのガードを割ってウォードの右ストレートが入る。





スミスのパンチは当たらない。

5R。





相変わらず上手いボクシングを見せるウォード。



6R。



エンジンがかかって来たウォードが攻勢を強める。







7R。



試合はワンサイドの様相。







左目上から出血のスミスに7回終了後、ドクターチェックが入った。ウォードの技巧の前になす術ない英国人は、いよいよ苦しくなった。

8R。







ウォードは内外自在にパンチを打ち込んだ。





顔面血まみれのスミス。









ウォードの右がスミスを襲う。





ロープを背にウォードの攻撃に耐えるスミス。









ついにスミスのコーナーからタオルが投げ込まれ試合はストップ。



TKOタイム9回1分46秒。





復帰戦に勝利し、ホッとした笑顔を見せるウォード。

下写真左はカットマンのジェイコブ・ディユラン。スティッチ(傷の縫い針)の愛称を持ち、クリチコのレギュラーカットマンであり、総合格闘技でも顔が広い。







全く良いところがなかった敗者スミス。ファイトマネーから45,000ドルの罰金を支払い、さらに試合当日の朝の計量でも、181ポンドに設定されたリミットを守れず184.4ポンドを計測。さらに15,000ドルの罰金が追加された。

しかし試合後、ウォードはその罰金の自分の取り分全てをスミスに返還。ウォードのファイトマネーは200万ドル(約2億4700万円)。


ウォードは28戦全勝(15KO)無敗。WBAからカール・フロッチ(英)との指名試合を義務付けられている。両陣営で対戦交渉が合意に達しない場合は、入札ということになる。

今後の交渉に注目。

応援、深く感謝です! WOWOW  

 

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