WBO世界ライト級王座決定戦で、体重超過のレイムンド・ベルトラン(メキシコ)に2回TKO負けを喫していた粟生隆寛(帝拳)選手が、WBO世界ライト級8位に復活。試合後のドーピング検査で、筋肉増強剤スタノゾロールの陽性反応が出たことが判明したベルトランは、ランキングから名前が外れた。
今後、ネバダ州コミッションはベルトランに対し、ヒアリングを実施し、出場停止と罰金処分が科され、5月1日(日本時間2日)の王座決定戦は、無効試合となることが検討されている。粟生選手の早い復活が望まれます。
月間最優秀選手は、ミニマム級の新王者田中恒成(畑中)選手。そして、畑中ジムのもう一人の田中。田中裕士選手=14勝(9KO)無敗3分=が、バンタム級14位にランクイン。
他にミニマム級で小野 心 (ワタナベ)選手が15位。スーパーライト級小原佳太(三迫)選手が13位に入っている。