21日(日本時間22日)、ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナで行われた、元世界王者同士によるスーパーライト級10回戦。元WBC世界ライト級王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)vs前IBFスーパーフェザー級王者ランセス・バルテレミ(キューバ)の一戦は、バルテレミが10回判定勝ち。スコアはジャッジ三者共に99-89。
バルテレミは頻繁にスイッチしながらデマルコをコントロール。4回には左ストレートでダウンを奪い、その後も先手の攻めでデマルコに的を絞らせないボクシングを展開。9回にはローブローで減点を課されたが、バルテレミの失点はこれだけ。
ワンサイドゲームとなったが、深追いはせず、最後まで慎重な戦いに終始した勝者は、これで23勝(13KO)無敗1ND。敗れたデマルコは、31勝(23KO)5敗1分。