JBC(日本ボクシングコミッション)が2審でも敗訴。元事務局長の安河内 剛 氏がJBCを相手取り、処分の無効確認、地位の確認などを求めていた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(石井忠雄裁判長)は17日、JBC側の控訴を棄却。1審に続き、安河内氏が受けた降格・配置転換・解雇の処分はすべて「無効」とする判決が下された。
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「速やかに事務局長として職場復帰したい」と記者会見で語った安河内氏は、「何が起こったのか。今回の判決文には全部、記されています。理事や評議員の方にも、それを全部読んでもらって、”現事務局長は首謀者の一人”となっていますので、そういう人物と並列させる状況というのは、一刻も早く解消してほしい」と続けた。
ボクシング統括団体の元事務局長「解雇無効訴訟」で勝訴「現事務局長は首謀者の一人」(弁護士ドットコム)
JBCに判決文が届いてから2週間以内に上告に及ばなければ、この判決は確定し、JBCには浦谷信彰・現事務局長と、安河内氏という、「2人の事務局長」が併存する事態となる。
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控訴審ではJBC側が新たに4名の証人尋問申請を申請したが、理由を告げられることなく却下され、高裁での審理は1日だけで即日結審されており、JBC側が最高裁に上告しても棄却され、高裁判決が確定する可能性が極めて高い。
原告である安河内氏が、昨年11月21日に出された「東京地裁判決文」を自身のブログで公開されています。 → 安河内剛ブログ 「東京地裁判決文」
かなり長いものですが、これを読むと安河内氏の言う、「何が起こったのか」、また、それが法廷でどのように審理され、判決に至ったのかが見えて来ます。
裁判記録も「HARD BLOW!」さんが、まとめておられます。 → 裁判記録 HARD BLOW !
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JBCには戦う選手の皆さん、土台骨を支えるクラブオーナーをはじめとするプロボクシング協会関係者のそれぞれが、安心してリングの戦いに専念できる環境を整える義務があり、それを支えるファンの皆様にも納得して頂ける説明は不可欠です。
非常に厳しい決断を迫られるJBCですが、プロボクシング競技の発展を第一義とする原点を外さない、責任ある結論を望みたいと思います。
応援、深く感謝です!Image may be NSFW.
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