13日(日本時間14日)、米・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンのザ・シアターで開催された、WBA世界フェザー級“スーパー”タイトルマッチ。体重超過で王座を剥奪された前王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)と、同級7位ミゲール・マリアガ(コロンビア)の一戦は、ウォータースが12回判定勝ち。
22歳の世界王者候補ベルデホは、18戦全勝(13KO)無敗。初黒星のナヘラは、16勝(8KO)1敗。
前日計量で1ポンドオーバーで王座剥奪となった前王者が、立ち上りから慎重なボクシングでポイントを重ねる。9回には右でマリアガからダウンをスコアしたウォータースが、危なげない勝利を飾ったが、盛り上がりのない試合に場内からはブーイングも飛んだ。スコアは118-109、117-110、119-108の3-0。
計量失格のウォータースが勝ったことにより、WBA世界フェザー級スーパー王座は、空位のまま。新たに決定戦をする必要もない王座だが、そこはWBAのこと、どう対処するかに注目。
勝ったウォータースは26戦全勝(21KO)無敗。今後はSフェザー級転向が、確実視されている。前王者から迷惑料を受け取ることにはなったが、初黒星を喫したマリアガは、20勝(18KO)1敗。
22歳の世界王者候補ベルデホは、18戦全勝(13KO)無敗。初黒星のナヘラは、16勝(8KO)1敗。