WBC世界ヘビー級タイトルマッチ。王者デオンタイ・ワイルダー（米）vs挑戦者9位エリック・モリナ（米）。13日（日本時間14日、）米・アラバマ州バーミンガム、バートウ・アリーナ。これが初防衛戦のワイルダーは、バーミンガムに近いタスカルーサが故郷で、地元凱旋試合となる。
対する33歳の挑戦者モリナのもう一つの顔は、テキサスの高校教師。御大ドン・キングによってプロモートされている。
アルベルト・レオン（米）WBC立会人。
ジャック・ライス（米）主審の注意を聞き、いよいよ試合開始。
立ち上りから王者の長い左ジャブが挑戦者に飛ぶ。
ワイルダーは落ち着いた動きで、モリナを攻めた。
2R。
王者の左ジャブに苦戦の挑戦者。左右フックは届かない。
破壊力ある王者の右ストレートで、挑戦者はぐらつく。
3R。
モリナの左フックがワイルダーを捕らえる。
4R。
ワイルダーの長い左ジャブ、フックにモリナの前進は妨げられる。
ラウンド終盤、王者の左フックが挑戦者に直撃。
モリナはダウン。
挑戦者が立ち上がったところで、4回終了ゴング。
5R。
ワイルダーの右でモリナは大きくバランスを崩す。
王者の追撃で、挑戦者はダウン。
再開後、ワイルダーの攻撃で再びモリナはキャンバスへ崩れ落ちた。
このラウンド2度目のダウンから立ち上がってライス主審のカウントを聞くモリナ。この回も終了ゴングに救われた。試合は第6ラウンドへ。
＝ 続 く ＝ 6-9R Wilder vs Molina WBC World heavyweight
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