12日(日本時間13日)、米・シカゴのUICパビリオンで開催されたWBA世界Sウェルター級タイトルマッチ。正規王者エリスランディ・ララ(キューバ)vs挑戦者・同級13位デルビン・ロドリゲス(ドミニカ)の一戦は、ララが12回判定勝ち。スコアはジャッジ三者が120-107とする圧勝だった。
試合は立ち上りから技巧派サウスポーのララが、右ジャブから左ストレートを伸ばしペースを掴む。距離を詰めたい挑戦者だが、王者の上手さの前にパンチは空を切るばかり。6回にはララの左ストレートでロドリゲス、ダウン。
7回以降も王者のワンサイドで、何度かチャンスもあったが、結局それ以上はなく、試合終了ゴングを聞いている。
3度目の防衛に成功したララは21勝(12KO)2敗2分。試合後、フロイド・メイウェザーJr(米)、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との対戦を希望した。敗れたロドリゲスは、28勝(16KO)8敗4分。