WBC世界ライト級タイトルマッチ。王者ホルヘ・リナレス(帝拳)選手が、指名挑戦者同級1位のケビン・ミッチェル(英)の挑戦を受けた試合は第7ラウンドへ。30日(日本時間31日)、英・ロンドンン、O2アリーナ。
1-6R Linares vs Mitchell WBC World lightweight
待機戦法、挑戦者はカウンター狙いで手が少ない。リナレス選手は回転の早い連打で、攻勢をアピール。
ラフな挑戦者のパンチの合間を付いて、王者の右ストレートがきれいにヒット。
ミッチェルの反撃を交わしたリナレス選手は左フックでチャンスを掴む。
立ち上がったものの、挑戦者のダメージは甚大。ローリン主審はここで試合をストップ。TKOタイム、10回2分57秒。
9回までのスコアカード。英国人ジャッジは88-82、カナダは86-84でミッチェルのリード。ベネズエラは85-85のイーブンとなっていた。
指名試合をクリアしたリナレス選手は、これで39勝(26KO)3敗。
次の指名戦は、6月13日(日本時間14日)、米・アラバマ州バーミンガムで行われる同級2位デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)と、同級3位イワン・レドカフ(カザフスタン)の挑戦者決定戦勝者で、どちらが勝っても無敗の指名挑戦者となる。
次は選択防衛戦。G・B・Pの次のマッチメークは、果たしていかに。