29日(日本時間30日)、ニューヨーク・ブルックリン・バークレイズ・センター興行のメインカード。WBCウェルター級シルバー王者アミール・カーン(英)vs挑戦者クリス・アルジェリ(米)のタイトルマッチ12回戦は、カーンが判定勝ち。スコアは117-111、117-111、115-113の3-0。
同型同士の一戦はアルジェリがガードを高く上げ前進。カーンが受けて立つ展開でスタート。初回、好調な立ち上がりを見せたカーンだったが、3回には前に出るアルジェリの右を貰うなど不安をのぞかせる。
しかし、5回以降持ち前のアウトボクシングで立て直したカーンが盛り返し、次第にリードを広げて試合は終了。希望するフロイド・メイウェザーJr(米)挑戦につながる勝利を飾った。
勝ったカーンは31勝(19KO)3敗。マニー・パッキャオ(比)戦に続き2連敗となったアルジェリは、20勝(8KO)2敗。