WBC世界フライ級タイトルマッチ。王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)vs挑戦者・同級2位エドガル・ソーサ(メキシコ)。16日(日本時間17日)、ロサンゼルス近郊イングルウッド、ザ・フォーラム。ロマゴンの試合が、ついにHBOによって全米に放映される。
リングサイドには、ロサンゼルスでトレーニング中のWBA世界Sフライ級正規王者河野公平(ワタナベ)選手と、フレディ・ローチ・トレーナーの顔が。
下は河野選手と、WBAヒルベルト・メンドサJr副会長。
左からソーサのプロモーターであり、かつメキシコでのロマゴンの試合のプロモート委託を、テイケン・プロモーションから受けているフェルナンド・ベルトラン、ビスマルク・モラレス(米)WBC立会人、マウリシオ・スライマンWBC会長。
いよいよ試合開始。
スタートから足を使い距離を取ったソーサだったが、強いプレスで追うロマゴンの前に打撃戦に引きずり込まれていく。
ロマゴンの右ストレートでソーサ、ダウン。
連打からの右でソーサが崩れ落ちるところで、ラウル・カイズ(米)主審は試合をストップ。
センセーショナルなKO勝利で、全米のファンの前に登場したロマゴンは、これで43戦全勝(37KO)無敗。試合後のリング上、HBOのインタビュアーからは「ナオヤ・イノウエ」の名前が飛び出した。
「すべてはテイケン・プロモーションにお任せしている」というロマゴン。
米国ファン、関係者からは、「HBOはゴンサレスを離してはいけない!」と賞賛の声が多数上がっている。