16日(日本時間17日)、ロサンゼルス近郊イングルウッド、ザ・フォーラムで行われた世界ミドル級タイトルマッチ。WBA“スーパー”&WBC”暫定”王者ゲンナジー・“GGG”・ゴロフキン(カザフスタン)に、WBA2位ウィリー・“マングース”・モンローJr(米)が挑んだ一戦は、ゴロフキンが6回45秒TKO勝ち。
初回、足を使いサウスポースタイルから早い右ジャブを飛ばすモンローJr。ゴロフキンはじっくり追い、右ストレート、左フックを当て、早くも攻勢。2回、王者の狙い済ましの左フック一発で挑戦者ダウン。右で2度目、もはやこれまでかと思われたモンローJrだったが、ここは良く凌いで終了ゴング。
早い回でのKO決着が予想されたが、ここから挑戦者は粘りを発揮。王者も珍しく一発に力が入り、空振りが目立ち、モンローJrにヒットを許す場面も。
5回、疲れを見せたゴロフキンだが、モンローJrも限界に近い。そして迎えた第6ラウンド。右フックで腰を落とした挑戦者に、王者の左フックがテンプルを襲い膝を大きく揺らす。さらに追撃の左フックを打ち込むと、モンローJrは耐え切れずダウン。
カウントナインで立ち上がったものの、続行に応じることが出来ず、試合はここまで。ゴロフキンが力ずくで、モンローJrをねじ伏せた。