ロマゴンvsソーサ「結果」 WBC世界フライ級戦

16日（日本時間17日）、ロサンゼルス近郊イングルウッド、ザ・フォーラム。WBC世界フライ級タイトルマッチ。王者ローマン・ゴンサレス（ニカラグア）に、元Ｌフライ級V10王者エドガル・ソーサ（メキシコ）が挑んだ一戦は、ゴンサレスが2回2分37秒TKO勝ち。

大歓声の中ゴングを迎えた試合は、ソーサが足を使いロマゴンが追うという展開。ロマゴンは強いプレスで前に出る。ソーサもたまらず打ち合いに巻き込まれる。勝負は早かった。

2回、強い右でダウンを奪ったロマゴンは、すかさず追撃。再び右を喰らったソーサは再び2度目のダウン。ここも立ってきたソーサだが、ロマゴンの猛攻の前になす術なく、連打からの右で3度目のダウン。ロマゴンの強さだけが目立った試合となった。

試合後、HBOのインタビュアーから「ナオヤ・イノウエ」の名前が出た。ゴンサレスは、「テイケン・プロモーションにすべて任ている」と返す。ロマゴンvs井上尚弥（大橋）戦は、米国開催HBO放映もあり得そうですね。

元4階級制覇王者エリック・モラレス（メキシコ）の実弟、イバン・モラレスはダニー・フローレス（メキシコ）との8回戦で、最終回47秒KO勝ち。デェビュー以来の連勝記録を「28」（16KO）に伸ばしている。

23歳のイバンには、WBC世界Ｓフライ級王者カルロス・クアドラス（メキシコ＝帝拳）挑戦の話も、チラホラ出ている。