米国での対戦に合意した、WBA世界Sフライ級「正規」王者河野公平(ワタナベ)vs同級2位亀田興戦の勝者に、対戦の名乗りを上げている同級暫定王者デビッド・”トルネード”・サンチェス(メキシコ)は、23日(日本時間24日)、メキシコ・ロスモチスのリングに登場。ノンタイトル10回戦で、WBA世界バンタム級14位ワルベルト・ラモス(コロンビア)とグローブを交える。
河野公平vs亀田興毅 「米国」 対戦合意!
2月、元IBF世界同級王者フアン・アルベルト・”トッポ”・ロサス(メキシコ)を10回TKOに降し、暫定王座の初防衛に成功した後、サンチェス陣営は「正規」王者河野選手と戦う権利を獲得したとして、王座統一戦を次のターゲットに掲げていた。
河野vs興毅戦の結果を待って、対戦交渉に乗り出すことになる23歳のサンチェスは、27勝(21KO)2敗2分。ボブ・アラムに近いフェルナンド・ベルトランの、ザンファー・プロモーション所属。
ミニマム級上がりの元世界挑戦者ラモスは、4年のブランク明けの2013年8月、元2階級制覇王者ロベルト・バスケス(パナマ)に判定勝ちで世界ランクカムバックした33歳で、これまでの戦績は23勝(16KO)6敗2分。
若き王者が、ベテラン相手にどんなボクシングを見せるのか。内容が問われる一戦。