元WBA世界Sウェルター級王者オースティン・トラウト(米)は、9日(日本時間10日)、米・テキサス州ヒダルゴのWBA世界バンタム級戦、ジェイミー・マクドネル(英)vs亀田和毅戦と同じリングに登場。ルイス・ガラルサ(プエルトリコ)=20勝(14KO)3敗=と対戦した。
ガラルサは試合4日前に決まったピンチヒッター。この日トラウトは、WBCスーパーウェルター級シルバー王者アンソニー・ムンディン(豪)へ挑戦するはずだったが、ムンディンがスパーリングで耳を負傷した状態で米国行きの飛行機に搭乗。フライト中に耳の状態が悪化し、試合を欠場することになったことが原因。
終了ゴングに逃げ込んだガラルサだったが、次の第7ラウンド続行は許されず、7回10秒TKOでトラウトが勝利。
勝ったトラウトは29勝(16KO)2敗。
2週間の間、飛行機に乗れなくなったムンディンはトラウトに謝罪。改めて7月にも、両者のタイトルマッチが仕切り直しされることになりそう。