元WBC世界バンタム級&フェザー級王者長谷川穂積(真正)選手が、神戸市立中央体育館でWBC世界S・バンタム級9位オラシオ・ガルシア(メキシコ)と対戦。元王者は昨年4月、IBF世界Sバンタム級王者キコ・マルティネス(スペイン)に7回TKO負けして以来の再起戦。
29勝(21KO)無敗のガルシアは現在6連続KO中。長谷川選手がもう一度、世界のひのき舞台に立つ為には、これを撃破しなければならない。
試合は気合十分の長谷川選手が序盤から攻勢。ガルシアは手数は少ないながらも、強いパンチを振ってくる。しかし、元王者はこれを交わしながら打っては動きの、上手いボクシングを見せた。
そのまま、長谷川選手のペースで終わった試合は、97-93、98-93、100-91の3-0で長谷川選手が勝利。世界戦線への生き残りを主張した、見事な勝利でした。