「今世紀最大の世紀の一戦」セミファイナルには、WBC世界Sバンタム級王者レオ・サンタクルス(メキシコ)が登場。フェザー級ノンタイトル10回戦で、ホセ・カエタノ(メキシコ)とグローブを交えた。2日(日本時間3日)、ラスベガス・MGM・グランド・ガーデン・アリーナ。
前に出るサンタクルス。しかし、カエタノも思い切ったパンチで応戦。
3ヶ月前の最新試合でも判定負けの記録が残るカエタノは、17勝(8KO)3敗の28歳。サンタクルスの打ち終わりを狙い、思い切ったパンチで対抗。
何とか仕留めようとロングレンジから右を伸ばすサンタクルス。しかし、この日は回転の早い連打は見られない。
世界王者は最後まで単調な攻めに終始。”タイガー”・カエタノは最後まで奮戦し、名前をあげた。
スコアはジャッジ三者が揃って100-90。「世紀の一戦」セミファイナルとしては、全く低調な試合に終わってしまった。
サンタクルスの次戦は王座防衛戦を義務つけるWBCの勧告に従って、Sバンタム級王座防衛戦が予想される。
1位ウーゴ・ルイス(メキシコ)陣営が対戦の機会を待っているが、対戦相手にはアブネル・マレス(メキシコ)の名前もあがっている。そろそろ、実績ある選手とのタイトルマッチが見たいですね。