6日、東京・大田区総合体育館。WBA世界Sフェザー級の”スーパー”王者内山高志(ワタナベ)選手が、同級7位ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)を相手に10度目の防衛戦に挑んだ。
ムエタイ世界王者でもある25歳の挑戦者は、国際式でもこれまで9戦全勝(4KO)無敗。
須藤尚紀リングアナが両選手をコール。
ロベルト・ラミレス(プエルトリコ)主審の注意を聞いて、いよいよ試合開始。
TV放送席には内山選手のライバル、WBC世界同級王者三浦隆司(帝拳)選手と、同僚のWBC世界バンタム級王者山中慎介選手。そして元王者川嶋勝重氏。
内山選手の左に告ぐ、右ストレートがドンピシャでジョムトーンに炸裂。
仰向けになったまま動かない挑戦者に、ラミレス主審のテンカウントが入った。
KOタイム2回1分15秒。
貫禄のスーパー王者内山選手。右はレンゾ・バグナリオル(ニカラグア)WBA立会人。
今後はライバル三浦選手との王座統一戦も噂されるが、王者の希望する海外で、名のある選手との対戦が期待される。
ラスベガス、マカオ。次戦は果たしてどこのリングになるのか。楽しみですね。