米スポーツ専門チャンネルESPNは、フロイド・メイウェザーJr(米)自身が、試合後、肩の負傷が判明したマニー・パッキャオ(比)と再戦する可能性を示唆したことを報道。再戦は「手術後1年以内」に実現させるとしている。
パッキャオの負傷は、試合約3週間前に発生。北米で最も権威のある外科医の一人、ロサンゼルスのカーラン・ジョーブ整形外科・ニール・エラトラッシュ医師は、「MRI検査の結果、腱板を断裂していることを確認。損傷は深刻です」と診断。
パッキャオは既に手術に合意しており、復帰までに手術後約1年かかる見通し。
9月に予定する49戦目に勝利し、無敗のまま引退した元ヘビー級王者ロッキー・マルシアノ(米)に並んだところで「引退」を公言しているメイウェザーだが、マルシアノの記録を塗り替える一戦は話題性も高く、それをパッキャオとの再戦に当てる可能性は高い。
5月2日の試合が決まった後にボブ・アラムは、早くも「リマッチ」を口にしていた。パッキャオのケガは予想外の出来事だったが、試合後、ケガの具合が公表される前、「9月ではパッキャオは間に合わない」とリマッチを想定した発言も聞かれた。
今はパッキャオの早い回復を祈るばかりですが、「もう一度!」もありそうですね。