2日(日本時間3日)、ラスベガス・MGM・グランド・ガーデン・アリーナ。WBO世界フェザー級タイトルマッチ。王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は、指名挑戦者1位ガマリエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦。
ペース争いは、立ち上りこそよく打ち返していたロドリゲスだが、3回あたりからスピード、上手さの違いを存分に見せ付けたロマチェンコが、大きく抜け出る。あせる挑戦者は5回、ローブローで減点。
7回、王者の左ボディが効いて挑戦者はダウン。8回にも再び低打で減点を喰らったロドリゲスは、なす術がない。後はロマチェンコがいかにして、KOに結びつけるのかだけが試合の興味となる。
そして迎えた第9ラウンド。王者の左ボディで顔をゆがめた挑戦者は、続く右フックであっさりとキャンバスへ膝をつく。そのままの姿勢で、あっさりとテンカウントを聞き試合は終了。
ロマチェンコが9回55秒KO勝ちで王座防衛に成功。