IBF世界バンタム級王者ランディ・カバジェロ(米)の長期戦線離脱を受けて、IBFは暫定王座の設置を決定。同級3位岩佐亮佑(セレス)と、同級4位のリー・ハスキンス(英国)による暫定王座決定戦は、6月13日(現地時間)、英・ブリストルのウィッチチャーチ・スポーツ・センターで開催されることが決まった。
海外初試合となる岩佐選手だが、陣営はこの暫定王座決定戦が指令された時から、敵地へ乗り込む気概を見せていた。
地元凱旋試合で初の世界タイトルマッチとなるハスキンスは、左右両刀使いのスイッチヒッターで、これまで31勝(13KO)3敗の31歳。そして、三つの敗戦はいずれも、KO、TKOによるもの。
山中慎介(帝拳)選手に一蹴された、ステファン・ジャモエ(ベルギー)のボディ攻撃の前にキャンバスへ沈んだシーンを見ると、ハスキンス怖しという印象はない。岩佐選手の王座奪取に期待したい。