フリーエージェントに成功、トップランクからアル・ヘイモン傘下となった元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャべスJr(メキシコ)は、13ヶ月ぶりのリングで、WBC世界Lヘビー級4位アンドゼイ・フォンファラ(ポーランド)に完敗。
250万ドル(約3億円)のファイトマネーを得たものの、9回にはキャリア初のダウンを奪われ、それまでのポイントでも一方的にリードを許すなど、全くらしさを見せることは出来なかった。
今後はSミドル級での再出発をほのめかしているが、単にこの敗戦がウェイトによるものだったのか、自らの不節制に原因があるのか、厳しい意見が渦巻いている。
次戦では、ファイトマネーが高額になった分、それなりの相手が選ばれることになろうが、もう言い訳は通用しない。
どんなカードが用意されるのかに注目したい。
大いに名前を売り、40万ドル(約4800万円)の報酬を得た勝者フォンフォラは、WBC世界Lヘビー級王者アドニス・スティブンソン(カナダ)への再挑戦を希望している。