元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)と、トップランク社の和解が成立。晴れて自由の身となったチャベスJRは、18日(日本時間19日)、米・加州・カーソンのスタブハブ・センターで、アンドルー・フォンファラ(ポーランド)とのLヘビー級10回戦に挑む。
13ヶ月ぶりのリング登場となるチャベスJrに対し、残り1試合の契約を主張するトップランクは、契約の有効と共に、試合の差し止め命令を求めて提訴していたが、この程、「非常に満足なもの」(ボブ・アラム)という条件で決着。
チャベスJrを新たな持ち駒とするアル・ヘイモンから、それなりの慰謝料が支払われた模様であるが、相反する二人が例外として、フロイド・メイウェザーJr(米)vsマニー・パッキャオ(比)戦を実現させるに至ったことも、関係しているのだろう。
ヘイモンから4700万ドル(約56億4千万円)でオファーを受けたとされるチャベスJrは、「誰とでも戦う。ゴロフキン戦は望むところだ」との言葉を、今後、実行させていかねばならない。