Sバンタム級で世界王座復帰を目指す、元5階級制覇王者ノニト・ドネア(比)が、WBC世界同級王者レオ・サンタクルス(メキシコ)への挑戦を希望。この報を受けたサンタクルスは、メディアからのインタビューの中で、ドネアの挑戦を受ける意思を表明。今後が注目される。
サンタクルスは5月2日(現地時間)に開催される「世紀の大一番」、フロイド・メイウェザーJr(米)vsマニー・パッキャオ(比)戦のアンダーカードに出場することが決定。PPV放映枠に入るが、その対戦相手はまだ発表されていない。
ここ2戦ビッグマッチのアンダーカードに出場し、稼いでいるサンタクルスだが、対戦相手はプロモーターの都合とはいえ、いずれも軽い相手。王座の指名防衛戦期限はとっくに過ぎており、1位ウーゴ・ルイス(メキシコ)陣営は、挑戦の機会を待っている。
アル・ヘイモン傘下のサンタクルスと、サンプソン・リューコーイッツがアドバイザーを務めるルイスは、友好関係にありビジネスはまとまりやすい。
しかし、HBOのトップランクとヘイモンの関係は、メイvsパック戦は例外として相反する関係にあり、中々ビジネスの成立は厳しい。
前戦はWBC世界ヘビー級戦アンダーカードで、ドン・キングが抱える世界ノーランクの挑戦者ヘスス・ルイス(メキシコ)を相手に、75万ドル(約9千万円)も稼いだサンタクルスは、そろそろ名前がある選手との対戦が期待される。
サンタクルスvsドネア。何とか実現してほしい好カードですね。